歌うダートガール渡邉藍の泥だらけダイアリー「難所系タイヤで山遊び」
岩盤が楽しくてもう…!
あ、ども。歌うダートガール、藍です!
テージャスでシンコータイヤの木村さんに頂いたF524x、R525xを使って、タイヤテストという名の山遊びをしてきました。
勿論ひとりでは危ないので保護者同伴。
山といえば「塾長」またの名を「角刈りの人」こと藤田貴敏さん。知っている人は知っている? いや、その世界では結構有名人? あたしの周りの人は結構濃いらしく、その上あたしは肩書きなんて気にせず人と付き合うので、おもしろい人達が沢山います。
というワケで軟質系タイヤ初体験! の前に、まずはノーマルのF524、R525で上り下り、ちょっとした沢やら岩盤に、ガレ場を走りました。うん、いつも通り。
空気圧を低くするとリアタイヤがズルズルと滑る感じがします。因みにこの日はフロント0.6、リア0.4で乗りました。
フロントタイヤは木の根や石に弾かれるし、坂道発進ではリアタイヤが滑ります。モトクロスタイヤですから、いたし方なし。
一通り走ってから、F524x、R525xを履かせたホイールに交換。空気圧は同じくフロント0.6、リア0.4。
このXシリーズ、モトクロスタイヤのパターンに軟らかいコンパウンドを使った、俗に言う難所系。こんなタイヤがミニモトサイズもあるなんて! ナップスでもお取引のあるシンコーさんにあるなんて! と、興味津々だったのです!
ノーマルMXタイヤで走ったのと同じルートを走ってみます。
先ずは土の斜面をゆっくりと下り…ここで最初の発見、フロントブレーキの効き方がモトクロスタイヤと違います。「え? ブレーキ効かん!」と思ってしまいましたが、すぐに慣れました。モトクロスタイヤではリアがズルズルと滑る感じがする下り、Xコンパウンドではベターっとした感じがしました(伝わりますか?)。
ターンして、今度は同じ斜面を登ります。低速でも、石や木の根があっても確実に登れる上に、途中で止まってしまっても、坂道発進も出来ます。モトクロスタイヤでも一応出来るのですが、リアタイヤが滑るのに対し、Xシリーズはリアタイヤが滑る事なく発進出来ました。少し速度を上げても石や木の根に弾かれる感じがしないのです。
次に走ったのは岩盤。
相手が硬い岩盤なのでコンパウンドの違いが面白いほどわかりました。
モトクロスタイヤだと空気圧を低くして接地感が増しても硬さを感じていたのですが、Xコンパウンドだと、しっかりと岩盤を「掴む」感じがしました。タイヤの話題で、この「掴む」というのを見ても、あたしみたいな初心者にはわからないだろうな、と半信半疑だったのですが、「あ〜! この事か!」と、とても実感出来ました。
段差があっても弾かれず、しっかりとグリップしてくれるので、登りで捲れる事はあっても滑る事はありません。とっても上手になった気分になれたと同時に「フルサイズの人達はずっとこんなタイヤを使っていたのか」と歯痒くなりました(笑)。
ゆっくり下る際にも前後の接地感がしっかりあり、安心して乗る事が出来ました。Xコンパウンドがあれば一日中岩盤で遊んでいられそうです。だってヒルクライムなんかロクにやった事のない、オフロード始めて高々半年程のあたしが座ったまま上れちゃうんですよ。
はぁ。かっこよくスタンディングで登れる様になりたいな…。
まだまだ岩盤で遊んでいたかったのですが、後ろ髪を引かれる思いで次のセクションへ。
ちょっとした沢なのですが、モトクロスタイヤでは岩や木の根に弾かれる感じが嫌なのと、濡れたタイヤで土や落ち葉の上を走るのは出来れば避けたいと思っていました。濡れた根っこなんて特に。
でもXコンパウンドだと弾かれる感じがしないのは勿論の事、濡れたタイヤで石や木の根もある軽いヒルクライムを上っても平気でした。その上、落ち葉たっぷりのキャンバーでもしっかり進んでくれます。
…と言いつつ、モトクロスタイヤのイメージしかないあたしは「行ける気がしない」と珍しく弱気な発言をしたのは内緒ね。
さあ、戻ろう!と走り出したはいいものの、すんなり戻れる訳がありません。なんてったって先導は、山の男、九州男塾の塾長なのですから。
という訳でガレ、ガレ、ガレ、あれ? 何処まで続くとかいな? ってガレ。
あたしでもモトクロスタイヤで走れる程度のガレ場ですが、身体へのダメージは大きいです。あちこち走った後やし、正直しんどい。それに所々、大きな岩があってまっすぐ進ませてくれません。時折ハンドルを切りながら…モトクロスタイヤであれば、弾かれて行きたい方に行けずに止まったり転んだりするのですが、Xコンパウンドでは止まる事はあっても転ぶ事なく上りきれました。
ああ、爺ヶ岳のガレクライムって、これのずっと壮大な感じ? なんて想像しながら、JNCCジョニエルG行きたかったなぁ、なんて思いながらタイヤテスト終了です。
まだ先の話やけど、AAGPは行くっ!
という訳で、久しぶりにお腹いっぱい山遊びをして、軟質系タイヤに感激し、岩盤が好きになった1日でした。
さあ、来週は何処に行こうか!
まだまだ沢山の初体験が待っている!
では、また!
あ、ども。歌うダートガール、藍です!
テージャスでシンコータイヤの木村さんに頂いたF524x、R525xを使って、タイヤテストという名の山遊びをしてきました。
勿論ひとりでは危ないので保護者同伴。
山といえば「塾長」またの名を「角刈りの人」こと藤田貴敏さん。知っている人は知っている? いや、その世界では結構有名人? あたしの周りの人は結構濃いらしく、その上あたしは肩書きなんて気にせず人と付き合うので、おもしろい人達が沢山います。
ソフトタイヤでガレ場に!
というワケで軟質系タイヤ初体験! の前に、まずはノーマルのF524、R525で上り下り、ちょっとした沢やら岩盤に、ガレ場を走りました。うん、いつも通り。
空気圧を低くするとリアタイヤがズルズルと滑る感じがします。因みにこの日はフロント0.6、リア0.4で乗りました。
フロントタイヤは木の根や石に弾かれるし、坂道発進ではリアタイヤが滑ります。モトクロスタイヤですから、いたし方なし。
一通り走ってから、F524x、R525xを履かせたホイールに交換。空気圧は同じくフロント0.6、リア0.4。
このXシリーズ、モトクロスタイヤのパターンに軟らかいコンパウンドを使った、俗に言う難所系。こんなタイヤがミニモトサイズもあるなんて! ナップスでもお取引のあるシンコーさんにあるなんて! と、興味津々だったのです!
ノーマルMXタイヤで走ったのと同じルートを走ってみます。
先ずは土の斜面をゆっくりと下り…ここで最初の発見、フロントブレーキの効き方がモトクロスタイヤと違います。「え? ブレーキ効かん!」と思ってしまいましたが、すぐに慣れました。モトクロスタイヤではリアがズルズルと滑る感じがする下り、Xコンパウンドではベターっとした感じがしました(伝わりますか?)。
ターンして、今度は同じ斜面を登ります。低速でも、石や木の根があっても確実に登れる上に、途中で止まってしまっても、坂道発進も出来ます。モトクロスタイヤでも一応出来るのですが、リアタイヤが滑るのに対し、Xシリーズはリアタイヤが滑る事なく発進出来ました。少し速度を上げても石や木の根に弾かれる感じがしないのです。
岩盤大好きっ!
次に走ったのは岩盤。
相手が硬い岩盤なのでコンパウンドの違いが面白いほどわかりました。
モトクロスタイヤだと空気圧を低くして接地感が増しても硬さを感じていたのですが、Xコンパウンドだと、しっかりと岩盤を「掴む」感じがしました。タイヤの話題で、この「掴む」というのを見ても、あたしみたいな初心者にはわからないだろうな、と半信半疑だったのですが、「あ〜! この事か!」と、とても実感出来ました。
段差があっても弾かれず、しっかりとグリップしてくれるので、登りで捲れる事はあっても滑る事はありません。とっても上手になった気分になれたと同時に「フルサイズの人達はずっとこんなタイヤを使っていたのか」と歯痒くなりました(笑)。
ゆっくり下る際にも前後の接地感がしっかりあり、安心して乗る事が出来ました。Xコンパウンドがあれば一日中岩盤で遊んでいられそうです。だってヒルクライムなんかロクにやった事のない、オフロード始めて高々半年程のあたしが座ったまま上れちゃうんですよ。
はぁ。かっこよくスタンディングで登れる様になりたいな…。
続いて沢にチャレンジ
まだまだ岩盤で遊んでいたかったのですが、後ろ髪を引かれる思いで次のセクションへ。
ちょっとした沢なのですが、モトクロスタイヤでは岩や木の根に弾かれる感じが嫌なのと、濡れたタイヤで土や落ち葉の上を走るのは出来れば避けたいと思っていました。濡れた根っこなんて特に。
でもXコンパウンドだと弾かれる感じがしないのは勿論の事、濡れたタイヤで石や木の根もある軽いヒルクライムを上っても平気でした。その上、落ち葉たっぷりのキャンバーでもしっかり進んでくれます。
…と言いつつ、モトクロスタイヤのイメージしかないあたしは「行ける気がしない」と珍しく弱気な発言をしたのは内緒ね。
さあ、戻ろう!と走り出したはいいものの、すんなり戻れる訳がありません。なんてったって先導は、山の男、九州男塾の塾長なのですから。
という訳でガレ、ガレ、ガレ、あれ? 何処まで続くとかいな? ってガレ。
あたしでもモトクロスタイヤで走れる程度のガレ場ですが、身体へのダメージは大きいです。あちこち走った後やし、正直しんどい。それに所々、大きな岩があってまっすぐ進ませてくれません。時折ハンドルを切りながら…モトクロスタイヤであれば、弾かれて行きたい方に行けずに止まったり転んだりするのですが、Xコンパウンドでは止まる事はあっても転ぶ事なく上りきれました。
ああ、爺ヶ岳のガレクライムって、これのずっと壮大な感じ? なんて想像しながら、JNCCジョニエルG行きたかったなぁ、なんて思いながらタイヤテスト終了です。
まだ先の話やけど、AAGPは行くっ!
という訳で、久しぶりにお腹いっぱい山遊びをして、軟質系タイヤに感激し、岩盤が好きになった1日でした。
さあ、来週は何処に行こうか!
まだまだ沢山の初体験が待っている!
では、また!
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Posted by rabaul117 at
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Posted by nao__mars at